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正社員の雇用契約書について

2021/06/15

雇用契約書について詳しくご存知でしょうか?
雇用契約書の基礎知識や雇用契約書を作成する際の注意点など紹介していきたいと思います。
▼雇用契約書とは
雇用契約書とは、会社と従業員の間で賃金・労働時間・就業場所・労働条件などについて取り交わす契約書のことをいいます。
必ず書面で締結しないといけない義務はないですが、基本的には口頭などではなく書面化して客観的に記録に残しておいたほうが
よいとされています。
そうすることで会社と従業員との間で発生するトラブルなどを回避することにつながります。
▼雇用契約書と労働条件通知書の違い
雇用契約書と似たものに労働条件通知書というものがあります。
雇用契約書は口頭でも成立するのに対して、労働条件通知書は法律上の発行義務があります。
労働条件通知書は会社側が一方的に通知する書類になり、合意は必要ありません。
記載内容についてはほぼ同じ内容になります。
▼正社員の雇用契約書を作成する際の注意点
作成する際の注意点を紹介しますので把握しておいてください。
・2通作成する
雇用契約書は会社用と従業員用で2通作成して、それぞれで保管しておきましょう。
疑問に思った際には労働条件等を確認することができて便利です。
・転勤の有無を明確にする
転勤は従業員の生活が大きく変わる要素になるので、可能性がある場合は就業場所の欄に転勤について明確にする必要があります。
・試用期間を明記する
試用期間とは一定期間就労させて会社にあっているのか適格性を判断し本採用へと決める制度になります。
試用期間内を事前にチェックしておく必要があります。
・人事異動や職種変更の有無を明確にする
さまざまな職種への配属や異動がある場合には、後々トラブルにならないためにも明確にしておくことが必要です。